緑 茶(ルーチャア) :日本茶と同様の緑茶は不発酵茶にあたります。お茶の葉は空気に触れると自然に発酵する性質がありますが、日本茶は蒸して、中国茶は釜炒りをして、酸化を防いだものが緑茶です。歴史的に、もっとも古くから飲まれているお茶でもあります。フレッシュな若々しい香りが、すがすがしい気持ちにさせてくれます。
|
 |
白 茶(パイチャア) :軽い発酵の弱発酵茶。生産量も種類も少なく、歴代の皇帝に献上したと言われる貴重なお茶。その昔、最上質の新芽だけを、処女の柔らかな指先で摘み取ったと言われる非常にデリケートなお茶。茶葉を自然発酵させ、最後の乾燥の時、火を入れて発酵を止めるため、淡い水色が特徴です。
|
 |
黄 茶(フアンチャア) :熱を加えて発酵を止める緑茶とほぼ同様の製法の後、高温多湿のところに放置して、軽く発酵させる『悶黄(メンファン)』といわれる工程を経るところが特徴。そのため、弱後発酵茶と呼ばれることもあります。黄茶は、芽だけを使った黄芽茶、若葉で造る黄小茶、やや成長した葉を使う黄大茶の三種類に分かれます。
|
 |
青 茶(チンチャア) :半発酵茶に分類されます。発酵度数によって、香りも水色もバラエティにとんでいます。ウーロン茶や鉄観音茶など、私たちになじみの深い中国茶がこれにあたります。台湾のウーロン茶などは、甘く清々しい香りがして、これがウーロン茶?と驚かされます。きっとお気に入りの1品も見つかるはず。
|
 |
紅 茶(ホンチャア) :最も発酵度の高い完全発酵茶。紅茶というと、今では、イギリス、インド、スリランカなどがその代名詞のようになっていますが、もともとは中国が発祥の地。現在でも「キーマン」は3大銘茶の一つにあげられます。日本や欧米では、ミルクやレモンを加える習慣がありますが、中国ではストレートでいただくのが主流です。
|
 |
黒 茶(ヘイチャア) :後発酵茶。これは、いったん製造された緑茶などに麹菌をつけて寝かせながら酸化発酵させたもの。有名なところではプーアール(ポーレイ)茶がそれにあたります。少々クセが強く、またワインなどのように、50年物、100年物などといった珍重されているお茶も流通しています。
|
 |
花 茶(フレーバードティー) :中国茶の分類の6種類とは区別されているお茶。主に花やフルーツの香り付けをしたお茶の総称で、茶葉と花を混ぜて、花の香りを移す「薫花(シュンフア)」という課程を経ます。ジャスミンティーやアールグレイがその代表ですが、ウメ、ラン、バラなどを用いたお茶など、種類は多彩です。
|
 |
茶外の茶(健康茶) :基本的には、『中国茶』というよりも、中国では『漢方』に分類されます。
私たち日本人にとて、<身体によい=中国茶>の図式が出来上がってしまっているため、身体に良いお茶というと、『中国茶』と思われがちですが、実はそうではありません。
<健康茶の一例> ※本来は『中国茶』ではありません。
■バナバ茶
<血糖値を下げる>働きがあるそうで、『糖尿病が治る』とも言われるようです。原産は、フィリピンです。
■ルイボスティー
<アレルギーに効く>と言われています。書物によると、強力な抗酸化力を持つため、他の難病にも効くらしいと考えられています。南アフリカ原産です。
■羅布麻茶
<高血圧に効く>と言われています。原産は中国ですが、お茶ではなく『キョウチクトウ科の宿根草』のようです。完全な【漢方】となります。
■杜仲茶
<高血圧に効く>と言われています。原産は中国中西部とされています。羅布麻茶と同じように【漢方】の一種です。
健康茶の種類は、他にもまだまだ沢山あります。しかし、これらはいずれも『中国茶』の定義に当てはまりません。お茶のように「煎じて飲む」ため、●●茶というような名前が付けられているように思われます。
上記のような【健康茶】は、薬事法の問題などもございますので、きちんとした有効な【健康茶】をお求めになりたい場合は、薬局や漢方薬局など【薬剤師】のいるお店をお訊ねになることをおすすめします。
|
 |